日米中のあれこれ

日本・アメリカ・中国についての雑談

日本人が英語が苦手な理由

今日はなぜ日本人は英語が話せないのかについて分析してみたいと思います。
簡単に説明できるお題ではありませんが個人的な見解で話します。
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①英語が必要ない

そもそも日本は島国で基本的に単一民族です。アメリカやカナダのような移民国家ではないので違う民族が一緒にコミュニケーションをとるための言語が必要ではありません。それに多くの場合、日本に来る移民は日本語を話せてしまうのも英語が必要ない理由です。
 

②カタカナ英語による発音の違い

日本語はとても独特な言語で外国語(主に英語)を取り入れることができるため英単語を覚える上では他国の英語学習者に比べて大きなアドバンテージがあります。しかしそれが逆にデメリットにもなっていて発音が日本語口調にどうしてもなりがちです。
 

③教育システムの不十分

日本の英語教育は基本的に読解のみで話すはほぼ試されず、聞くと書くもほとんど受験では出題されない。よって全く実用性がなくほとんどの学生は受験英語では太刀打ちできない。しかし、実際の所中国も日本と似て読解重視の教育を行っていますがトフルの平均点には大差があります。中国人はテストを得意としているのかもしれません。
 

④日本人の海外に対する意欲の低さ

日本は先進国なので必ずしも欧米に行って学ぶ必要はありません。日本の大学は世界的にも評判が良く学生は海外留学の必要性を感じなくて済みます。日本の高度経済成長時には多くの日本人が留学していたこともこの傾向を裏付けます。近年は英語を重要視する場も出てきており政府も留学を推進していてこの傾向が変わりかけています。